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「オペレーション・マスケッティア」(スエズ動乱)(Modern War #32,2017.11-12号)ソロプレー(1) [古いゲーム]

「オペレーション・マスケッティア」は2次大戦より後の戦争を扱うモダン・ウォー32号の付録ゲームで、第2次中東戦争、いわゆるスエズ動乱を再現するゲーム。
この戦いはスエズ運河の国有化を宣言したエジプトに対し、英仏が軍を投入して戦争になったもの。英仏軍は大規模な空挺作戦を展開したので有名である。4回あった中東戦争のうちでも、西側の大国が介入したのはこれ1回だけで、それも興味深い戦いである。

システムは、いわゆるチット・ドリブンで、西側は英仏、イスラエル、米。東側はエジプト、アラブ諸国、ソ連で、それぞれにチットがあり、それがひかれたときに行動するので、同じ側でも共同して作戦するのは難しい。
最初は東側はエジプトだけ、西側は英仏とイスラエルがいるが、イスラエルはスエズ運河に接する前までしか行けないという制限を受けているので、この国が得点を稼ぐことはあまり期待できない。ポートサイド、スエズ、カイロといった中心都市の得点が高い。
米国とソ連、それにアラブ諸国はサイコロ判定で参戦する。

戦闘システムは変わっていて、射撃戦システムなのだが、攻防どちらが先に射撃できるかは地形による。平地や砂漠だと攻撃側が先だが、荒れ地や町や都市では防御側が先になる。つまりそれが防御効果というわけ。ちなみに射撃して相手の損害を決めるのだが、撃たれる側による修正はない。どんなに強いユニットでも先に打たれるとあっさり除去されたりするので、少し注意を要する。

セットアップはこういう状態。
DSCF7945.JPG
DSCF7946.JPG

1ターン、ソ連やアラブ諸国の参戦はなし。
DSCF7947.JPG
東からはイスラエル軍、ポートサイドあたりには英仏軍が空挺効果と上陸作戦で侵攻している。
英仏軍は地の色が水色で、一つの国のように行動する。兵科マークの色が赤いのが英軍、白いのが仏軍。

1ターンだけだが、感想。戦闘は少し細かいが、駒数が少ないので、それほど大変ではない。少し変わっているので、独特の感覚が必要。
このターン得点は、西側は土地では9点なので、まだ東側は56点保持している。

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