「激闘ノルマンディ」10－13ターン

「激闘ノルマンディ」１０－１１ターン
連合軍は２ターンかけてカーン方面とヴィルデュー方面で少し前進。しかし戦闘結果がよくないこととドイツ軍のがんばりで、華々しい前進とは言えない。攻撃力で最高比率にしても、防御シフトされた上にサイの目が「６」とかでは相手に「２」の結果しか出せず、がんばられてしまう。連合軍にはコマ数より攻撃シフトが欲しいが、頼みの航空支援は１０ターンがゼロ、１１ターンは３だった。

１２－１３ターン
結果は３２－４２VPで－１０。ドイツの戦術的勝利。米軍はアブランシュの突破もファレーズの包囲もできなかった。ドイツは装甲３個師団を３９ｘｘより東に移動させ、これだけで２７点。米軍正面の方で装甲師団をスタックさせて戦線を作り、米軍にオーバーランをさせなかったのがよかったのかも。それに対して米軍は、もっとドイツ軍の弱いところを選んで攻撃すべきだったかも。
カーン方面は英軍がドイツ軍を押し下げたが、米軍とで包囲しないと、点数的に勝てない勝利条件。結果的にドイツ軍はポン・レヴェックからアブランシュまで南西に伸びる戦線を維持できている。これでは連合軍は勝てない。ユニット除去の点数では勝っていても、装甲師団を３個も自由にさせていては余裕を与えすぎ。
ゲーム全体としては、雑誌ゲームだけに規模が手頃で、ルールも慣れれば面倒なことは少ないので、１３ターンといっても進みはよい。いろいろと研究ができそうなゲームだ。