Avalanche Pressの「第三帝国」その2 [新ゲーム]
５月３日
Avalanche Pressの「第三帝国」を３人でプレー。
少しでもやっている私が独伊をやり、一人が英米、もう一人が仏ソ。３人の場合の役割分担がルールとは違うが、アバロン・ヒルの第三帝国と同様がよかろうということでそうした。
開始は午後２時くらいだったと思うが、ルールを確認しながらなのでゲームはなかなか進まない。
なお、このゲームは日本語ルールをネットから入手できるが、我々の購入したゲームの英文ルールとは版が違うようなので使えないのが残念。
シナリオは１９３９年キャンペーン。
第１ターン。政治チットは確率１／４の「ノー・イベント」で「モロトフ－リッペントロツプ」が発動せず。つまり史実のような独ソ不可侵協定とポーランドの東西分割はなし。しかしドイツはそのままポーランドを攻め、陥落させる。
２ターン目もまだ「モロトフ－リッペントロツプ」が発動せず、政治チットは「ムッソリーニは正しい」でイタリアがギリシアに宣戦布告。しかし流石に何の準備もしていなくて攻められないので、増援を少し送っただけ。ルールにより、ギリシアはアルバニアに入れないので、イタリアとしてはギリシアを通って他の国（たぶん英国）が攻めてくるのを警戒するだけ。
ドイツはオランダにだけ宣戦布告し、河越攻撃を力で押し切って占領。ベルギーも一緒に攻撃しなかったのは戦力不足とBRP不足。戦略爆撃などで結構減らされた。この年の終了時でドイツのＢＲＰはマイナス１１。
－ここまでの状況－全体－
－西部－
－東部－
１９４０年。
３ターン目。イタリアがフランスに宣戦布告。国境沿いの山地と海岸の守備隊を攻めるがともに効果無しで、戦車部隊を１つ失う。流石にイタリア軍。とはいえここはサイの目が悪すぎた。
ドイツはベルギーに侵攻し、続けて突破移動戦闘でフランスの2ヘクスに侵入。
しかし直後にフランスの反撃で1ヘクス下げられ、装甲部隊が裏返る。続くドイツの２回目の攻勢は、ヘクスがとれず失敗。
４ターン目。英国がイタリアに宣戦布告。海戦でイタリアの1個艦隊がつぶれる。それよりも北アフリカが危ないが、これは諦めるしかない。ドイツはルクセンブルグにも宣戦布告。※これはドイツの特別ルールでBRP消費が要らないのをうっかりしていたため。前のターンに宣戦布告して侵入しているのが当然。
このターン、ドイツのインパルスが始まる前の時点ですでにＢＲＰは１７。無駄遣いが多かったか。フランスとの空中戦で空軍が死にすぎたかも。このゲームはいろいろな原因でドイツのBRPが減るので苦しい。ドイツは難しい。
しかし第６第７インパルスとドイツの司令部攻勢が続いたので、装甲部隊の力押しと空軍でフランス国内５ヘクスを奪取。パリに2ヘクスで隣接し、セダンとマジノ線ヘクスを一つ取る。フランスは反撃するが結局どこも取り返せず。フランスが休戦を申し出て、ドイツの「名誉ある平和」提案を受け入れて降伏（ともにサイコロによるチェック）。ヴィシーができた。
このターンが終わって午前4時近く。この日はここまで。
－ここまでの状況－西部－
－東部－
－北アフリカ－
５月４日
５ターン目。イギリスは北アフリカでトブルクを攻めて、２－３歩兵２個のうち1個を除去。
ドイツはフランスに残った英派遣軍２個を攻めるが、わずかにヒットが足りず除去に至らず。このため、ヴィシーの態度マーカーが次のターンにＧ３から６に戻って中立になってしまう。
６ターン目。天候はバルト海の凍結のみ。
イギリスはトブルクをもう一度攻めるが、ヒットが１足らず1個の２－３を除去できなかった。
ドイツはやっとイギリスの大陸派遣軍を撃破。
７ターン目。４１年春。独ソ開戦。泥濘の天候だが、装甲部隊が移動力２減っても敵には届くので攻撃開始。ただし、突破戦闘がないのが痛い。
西地中海では英伊海軍が大海戦。イタリアの方が敵に多くの損害を与えたが、イギリス海軍は撤退せず、制海権ボックスに１５戦力残る。
政治チットにより枢軸側に行くヴィシー海軍９戦力がイタリアの港に行こうとするが、英海軍の攻撃を受けて2戦力沈む。また英軍はトリポリを攻撃。イタリア軍の残りは守備隊だけになる。
ドイツのソ連侵攻開始。東へは１クス程度、南には２～３ヘクス前進。リガがギリギリおとせず、その隣に前進した装甲部隊が反撃を受ける。しかしＢＲＰの消費で跳ね返し、敵は２ユニット消えた。
－ここまでの状況－北アフリカ－
－東部－
８ターン目。ドイツ軍の夏季攻勢。突破戦闘もできるのだが、ドイツの進撃は今一。航空戦力で優位にないためか。3戦力の歩兵や戦車を相手にしているせいもある。３回のインパルスがあったがあまり進めず。
英軍は守備隊のいないサン・ナゼールに強襲上陸。ドイツはこのあたりまでは防御部隊の貼り付けが間に合わなかった。
このターンのインパルスが終わってところで午後8時近くになり、終了。初めてのプレーなので後でルールの理解不足がいくつも見つかったが、それぞれがそれぞれに楽しめたようだ。ただ、ドイツとイタリアを一人でやるのは疲れる。
今回はここまでだが、このゲームでは米国の参戦が政治チットによるので、参戦が史実より大幅に遅れる可能性が懸念された。この後も続けたらどうなるのだろうと少し不安。
Avalanche Pressの「第三帝国」を３人でプレー。
少しでもやっている私が独伊をやり、一人が英米、もう一人が仏ソ。３人の場合の役割分担がルールとは違うが、アバロン・ヒルの第三帝国と同様がよかろうということでそうした。
開始は午後２時くらいだったと思うが、ルールを確認しながらなのでゲームはなかなか進まない。
なお、このゲームは日本語ルールをネットから入手できるが、我々の購入したゲームの英文ルールとは版が違うようなので使えないのが残念。
シナリオは１９３９年キャンペーン。
第１ターン。政治チットは確率１／４の「ノー・イベント」で「モロトフ－リッペントロツプ」が発動せず。つまり史実のような独ソ不可侵協定とポーランドの東西分割はなし。しかしドイツはそのままポーランドを攻め、陥落させる。
２ターン目もまだ「モロトフ－リッペントロツプ」が発動せず、政治チットは「ムッソリーニは正しい」でイタリアがギリシアに宣戦布告。しかし流石に何の準備もしていなくて攻められないので、増援を少し送っただけ。ルールにより、ギリシアはアルバニアに入れないので、イタリアとしてはギリシアを通って他の国（たぶん英国）が攻めてくるのを警戒するだけ。
ドイツはオランダにだけ宣戦布告し、河越攻撃を力で押し切って占領。ベルギーも一緒に攻撃しなかったのは戦力不足とBRP不足。戦略爆撃などで結構減らされた。この年の終了時でドイツのＢＲＰはマイナス１１。
－ここまでの状況－全体－
－西部－
－東部－
１９４０年。
３ターン目。イタリアがフランスに宣戦布告。国境沿いの山地と海岸の守備隊を攻めるがともに効果無しで、戦車部隊を１つ失う。流石にイタリア軍。とはいえここはサイの目が悪すぎた。
ドイツはベルギーに侵攻し、続けて突破移動戦闘でフランスの2ヘクスに侵入。
しかし直後にフランスの反撃で1ヘクス下げられ、装甲部隊が裏返る。続くドイツの２回目の攻勢は、ヘクスがとれず失敗。
４ターン目。英国がイタリアに宣戦布告。海戦でイタリアの1個艦隊がつぶれる。それよりも北アフリカが危ないが、これは諦めるしかない。ドイツはルクセンブルグにも宣戦布告。※これはドイツの特別ルールでBRP消費が要らないのをうっかりしていたため。前のターンに宣戦布告して侵入しているのが当然。
このターン、ドイツのインパルスが始まる前の時点ですでにＢＲＰは１７。無駄遣いが多かったか。フランスとの空中戦で空軍が死にすぎたかも。このゲームはいろいろな原因でドイツのBRPが減るので苦しい。ドイツは難しい。
しかし第６第７インパルスとドイツの司令部攻勢が続いたので、装甲部隊の力押しと空軍でフランス国内５ヘクスを奪取。パリに2ヘクスで隣接し、セダンとマジノ線ヘクスを一つ取る。フランスは反撃するが結局どこも取り返せず。フランスが休戦を申し出て、ドイツの「名誉ある平和」提案を受け入れて降伏（ともにサイコロによるチェック）。ヴィシーができた。
このターンが終わって午前4時近く。この日はここまで。
－ここまでの状況－西部－
－東部－
－北アフリカ－
５月４日
５ターン目。イギリスは北アフリカでトブルクを攻めて、２－３歩兵２個のうち1個を除去。
ドイツはフランスに残った英派遣軍２個を攻めるが、わずかにヒットが足りず除去に至らず。このため、ヴィシーの態度マーカーが次のターンにＧ３から６に戻って中立になってしまう。
６ターン目。天候はバルト海の凍結のみ。
イギリスはトブルクをもう一度攻めるが、ヒットが１足らず1個の２－３を除去できなかった。
ドイツはやっとイギリスの大陸派遣軍を撃破。
７ターン目。４１年春。独ソ開戦。泥濘の天候だが、装甲部隊が移動力２減っても敵には届くので攻撃開始。ただし、突破戦闘がないのが痛い。
西地中海では英伊海軍が大海戦。イタリアの方が敵に多くの損害を与えたが、イギリス海軍は撤退せず、制海権ボックスに１５戦力残る。
政治チットにより枢軸側に行くヴィシー海軍９戦力がイタリアの港に行こうとするが、英海軍の攻撃を受けて2戦力沈む。また英軍はトリポリを攻撃。イタリア軍の残りは守備隊だけになる。
ドイツのソ連侵攻開始。東へは１クス程度、南には２～３ヘクス前進。リガがギリギリおとせず、その隣に前進した装甲部隊が反撃を受ける。しかしＢＲＰの消費で跳ね返し、敵は２ユニット消えた。
－ここまでの状況－北アフリカ－
－東部－
８ターン目。ドイツ軍の夏季攻勢。突破戦闘もできるのだが、ドイツの進撃は今一。航空戦力で優位にないためか。3戦力の歩兵や戦車を相手にしているせいもある。３回のインパルスがあったがあまり進めず。
英軍は守備隊のいないサン・ナゼールに強襲上陸。ドイツはこのあたりまでは防御部隊の貼り付けが間に合わなかった。
このターンのインパルスが終わってところで午後8時近くになり、終了。初めてのプレーなので後でルールの理解不足がいくつも見つかったが、それぞれがそれぞれに楽しめたようだ。ただ、ドイツとイタリアを一人でやるのは疲れる。
今回はここまでだが、このゲームでは米国の参戦が政治チットによるので、参戦が史実より大幅に遅れる可能性が懸念された。この後も続けたらどうなるのだろうと少し不安。
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