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CMJ#97「コルスンの戦い」 [コルスンの戦い]

コマンド・マガジン97号「コルスンの戦い」をソロ・プレイしてみました。
まだ途中ですが、なかなか面白いゲームなので、ここにアップします。

○セットアップは下のような具合。あまり選択肢はない。
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選択ルールは全て使うことにする。補給ルールはこのスケールのゲームではないとおかしいだろう。しかしそのせいで、ソ連軍は敵を潰すより包囲して補給切れでロスすることも望めるようになる。ゲームが少し変わるかもしれないが、方向としては正しいような気がする。後は「奇襲効果」と「泥濘と河川」。前者はドイツが苦しいと思ったが、後者も結構効くことになった。

○1ターン目
ドイツ軍の東側戦線は中央部で大きな穴を開けられたので、ドイツは包囲解除とその戦闘後前進の移動での穴ふさぎを期待した攻撃が失敗。穴のあいたままで、次に相手のターンを迎えることになった。これは投了ものの失敗かも。それも選択ルールで移動力半減のせいだが、それがあってゲームになるなら仕方ない。もう少しやってみよう。
損害はソ連9、ドイツ15
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○2ターン目
東側のソ連軍は敵を包囲して殲滅することを優先し、西への突出はあまりしない。
西側のソ連軍も攻撃開始だが、コマ数が東より少ないので、大したことはない。それでも、2個の敵を包囲。
ドイツ軍は包囲されているものを助けるよりも、敵の前進を阻むことを優先。なんとか南北に渡る戦線を張る。しかしこの時点で南北分断はされていないので、次のターンの北からの増援は出せる。判定はゲームターンの開始時で、プレーヤーターンではないため。
損害はソ連17、ドイツ32。ドイツは補給切れでかなりの損失を出した。
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○3ターン目。確率1/6なのにいきなり泥濘。これはドイツには幸運か。
やはりソ連軍の進撃は遅々としたもので、東側では道路網の要衝SHPOLAを狙って攻撃したが、失敗。この方面ではドイツ軍が待望の反撃。突出したソ連軍機甲ユニット3個のスタックを狙う。このような防御射撃力が大きい目標を狙うには、どこを撃たれても包囲が解けない工夫が必要。防御射撃できるのは攻撃側の1スタックだけなので。それにはうまくいったが、サイの目に恵まれず1ステップロスさせただけ。ドイツ軍には補給チェックでまたかなりのロスが出た。
損害はソ連25、ドイツ45。ソ連がリードでVPではちょうど2点差が付いた。
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○4ターン目。なんとまた泥濘。
ドイツ軍はこのターンに東側から大量の増援が来るので、ソ連軍はその対処の準備で、南側を厚くする。他方、SHPOLAの奪取には成功。
西側でいくつかドイツ軍ユニットが除去されたため、この方面のドイツ軍は絶望的な状況に。戦線維持は不可能。次の戦場を予定して、部隊を動かすくらいしかない。泥濘で移動力半減のため対応できず、ひどいことになった。このままではマップ上部、北側で「ポケット」が形成されるのは時間の問題。コルスンを守って補給切れにはならないようにしないと。
ドイツ軍は東側から出る増援の進撃路の邪魔になる敵を排除して、中央近くまで増援を送りたかったが、二箇所のうちの一つで失敗。結局、局地的反撃にとどまり、南北分断の危険は去らない。
損害はソ連35、ドイツ56。ソ連がまだ2点のリード。
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○5ターン目
確率は1/2なので仕方ないがまだ泥濘。ソ連軍は東西に前進するのに邪魔はほとんどいないが、移動力が足りず手を結ぶことはできず。敵は逃げるばかりなのでほとんど損害を出せず。
ドイツは南北分割を阻止することは諦め、南北に分かれて戦線を構築することにした。実際には南も東西に分断されそうで、全部で三つに分かれそう。
今回ドイツ軍による反撃でソ連の方が損害が多く、差が縮まった。西から出る第16装甲師団は1スタックで17戦力。歩兵相手なら24戦力と強力。
損害はソ連53、ドイツ67。ソ連が1点のリードになったので、このままでは引き分け。
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*東西が繋がっても、全体を1枚では大きすぎるので、写真は依然として東西で分ける。

○6ターン目。やっと雪。
ソ連軍は戦力不足気味だった西に増援が来る。南の東西の敵に対しては戦線の端の弱点をついて、いくつかを包囲。北はコルスンへ向かって攻撃。それぞれ少しずつ進む。
ドイツ軍は包囲された味方の救出をメインに反撃。南西では大量に来た重戦車ユニットを中心に敵機甲スタックを次々に包囲して攻撃。この方面では明らかに戦力が逆転した。ソ連軍は南で敵を東西に分断し続けるのは考え物。しかし早々に諦めると北の部隊が背後から攻撃される。
損害はソ連71、ドイツ80。ソ連軍のVPリードが無くなった。
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○7ターン目
天候は雪。
ソ連軍は南部で戦線を整理。南端から下がり、敵の攻撃に備えて、2線目も配置する。敵の東西分断は諦めたが、南端には道が無いし川もあるので問題ないと判断。攻撃は南東と北の東西。それぞれ敵をいくらか後退させるが、損害は同等。これは少なくともゲーム終了までドイツ軍北部の孤立を継続しないと勝てない。ということで西から来た増援はすべて南へ。戦力的に負けている方面へ投入し、現状維持を目指す。
ドイツ軍はまた包囲された部隊の救出を中心に反撃。南部の西側ではスベニゴロドカを奪取してその東まで進出、ソ連軍7ユニットを補給切れにした。しかしコルスンに3ヘクスに迫られて状況は依然厳しい。
損害はソ連88、ドイツ90。ドイツ軍の反撃のせいでかなり差が競ってきた。
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○8ターン。泥濘。移動力が半減する。半分の確率だが、この時点でこれは大きいかも。どちらに幸いするのか。
ソ連軍の南部で補給を切られた7ユニットのうち包囲されているのは3ユニットで、後は移動はできる。これらを助けるのは容易なようだ。3ユニットは残った方がかえって敵のお荷物になってよいかも。北に上がりたい敵の裏に残ることになるので。いずれにしろ泥濘なので、大きな動きはできない。結局その3ユニットが逃げられずに残った。とはいえ攻撃したので防御射撃で1ユニット消えて、残ったのは歩兵が2ユニットだけ。やはりこれは攻撃せずに大人しくしておいた方がよかったか。
しかしコルスン方面では南の川方面と西からの道路方面で進撃。「ポケット」を大分小さくした。
しかし補給切れチェックで包囲されている2ユニットがそれぞれ2ステップロス。これらの損害でついに損害ポイントでドイツを上回ってしまった。ドイツ101、ソ連102。
SN3G0470.jpg
SN3G0469.jpg
ソ連軍ターンまでだが、今日はここまで。

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