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ロンメル・アト・ガザラ [古いゲーム]

日本語版コマンド・マガジン第15号「ロンメル・アト・ガザラ」をソロでプレーしてみました。
これは「ノー・クエスチョン・オブ・サレンダー」を少しプレーしてみて、「そういえば他のガザラ戦のゲームはなかったか」と思い、確認してみたらこれがあったので。ルールも難しくないし、駒数も少ないのでこちらの方がやりやすそう。それで「ノー・クエスチョン・オブ・サレンダー」はひとまず置いておいて、こちらをプレーしてみました。

並べてみたが、やはりコマ数が少ない。英軍はガザラ・ラインをカバーできないどころか。南半分は何もない。このあたりはゲーマーズの「ガザラ」と同様。ということは、英軍は本当に配置する部隊もないのに地雷原を作ったのか、それともごく小規模な部隊が配置されたのか。英軍はこの方面は道路を守るしかないようだ。
ルール上ビル・ケハイムが焦点になるので、そのあたりに両軍の機械化部隊が集中したが、前に詰めすぎたのは実は英軍の失敗。南方迂回ヘクスが防げないので、いずれ南から崩される。ドイツ軍は偵察隊も出せるし。裏に回った偵察部隊がつぶされても、師団の損害が半分になるまで使える。しかしこのプレーではドイツ軍が北へ向かって攻めたので、詰められて苦しくなっている。狭いのでここからではドイツ軍は苦しい。このあたりがフルマップ2枚の「ガザラ」との違いか。
5ターンまで終わったところで英軍は下がり気味にした。増援が来るとは言え、部隊が持つのか心配。
英軍の戦線を南からまくるには枢軸はコマ不足だが、8ターンの攻撃で戦線の一番西に穴が開いたので、そこからトブルクへ進んでみる。英軍が移動で対応して8ターン終わり。ここまでで英軍は早くも4ユニット失った。
-8ターンまでの状況-
DSCF0683.JPG
16ターンまでで、ついにビル・ハケイムが陥落。他にも英軍は8ユニット全滅。英軍は一斉にトブルク方面へ転身。ガザラ・ラインも一部放棄。これでいいのか。こういうゲームなのか。
DSCF0685.JPG

ここまで来ていまさらだが、地雷除去のルールを間違っていたようだ。移動フェィズの開始時に除去に成功したら、その地雷原ヘクスに侵入できる。今までは入っていなかった。
ドイツ軍は18ターンにトブルク要塞線の一角で地雷除去に成功し、19ターンに3ユニットが突入。通常移動で敵ZOCをすり抜けて1個師団がトブルクに接敵。
20ターン。トブルク守備隊のサイの目は4だったので、4-1でトブルク守備隊除去。しかしトブルクのすぐ南のヘクス4601にまだ英軍ユニットがあるために、ドイツ軍は移動でトブルクに入れない。
次のターンは枢軸の休息ターンだったが、判定で6は出ず、攻撃続行。ヘクス4601の英軍は損害と敵ZOCへの退却で消滅。ドイツ第21装甲師団が移動でトブルクに入城。英軍にできるのはイタリア軍を攻撃してVPを稼ぐ程度。
ということで、21ターンでゲーム終了。VP125対99で枢軸軍の勝利。
―全体の状況-
DSCF0687.JPG
-トブルク周辺-
DSCF0688.JPG
*全体の感想
英軍は駒が足りなくて、トブルク要塞線をすべて防ぎきれず、1か所移動だけで突破されたのは痛かった。さらにその後1か所要塞線で包囲されたので、トブルク要塞線内で使える駒が二つになったのも痛かった。全体としては戦線が作れない変わった陸戦ゲームだが、それなりに楽しめた。ターンがサクサク進むのはよい。しかしまあ、おおざっぱなゲームではある。

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