八王子城攻城戦(ウォーゲーム日本史１５号)

「八王子城攻城戦」をソロプレーしてみました。
ルールは基本に特別ルールから「戦場の霧」と双方の大砲を使用。
豊臣方はユニット数と言い個々の戦力と言い、圧倒的で次々と北条勢を撃破していったが、スタック制限がきつい北部に入ると途端にダメになり、時間切れで北条の勝ち。最後は本丸につながる二つのエリアをハイスタックで守られ、手が出せなくなった。真田と依田は大将が打ち取られて無力化する始末。二つの家に搦め手から攻めさせたが、数の少ない真田がひどい目にあった。
写真はゲーム終了時の全体と、本丸の周辺です。



このゲームは複数のエリアから一つのエリアに攻め込むことができないので、隣接するエリアのスタック制限がきついところにハイスタックで守られると手が出せなくなる。攻撃側はそれも含めて周到に進撃路を決めないといけない。また移動後のスタック制限を守るため、同じ豊臣方でも上杉や前田など、家が違うどうしで邪魔をしないように移動も考えないといけない。それには地形をよく見ないと。今回の攻撃側はその辺がいい加減で、失敗した。また北条方は手番が来るたびに同じユニットが行動できるので、獲物がいれば射撃を繰り返せる。豊臣方は各家１回しか動けないため、一度はまると何度も射撃される。行動順が早い軍勢は注意しないと。
なかなかよさそうなゲームだが、追加ルールと選択ルールのどれを使うかが問題。選択ルールを使うと豊臣方の移動順がランダムになるので、不確定要素が増えるが、豊臣がより難しくなるかも。