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八王子城跡探訪 [旅行]

「八王子城攻城戦」(ウォーゲーム日本史15号)でゲームになった地形を実体験。
高尾駅北口1402発のバスで向かう。これは土日だけ運行しているバスで、基本的に1時間に1本というレアバス。
駅を離れるとすぐ丘。霊園の入り口を通り越し、少し登ると民家の先に終点。
ガイドセンターで地図をもらい、先ずは時間のかかる「要害地区」すなわち山城に登る。
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大変な急傾斜。ゲームで精鋭部隊しか通れないルートは、大部隊がまとまって通行できないからと知る。健脚かどうかではなく、戦力になるほどの人数に大人数が必要か、少なくて済むかによるのだと理解する。この道では、100人がまとまって進むのは困難だろう。30人くらいがせいぜいか。つまり精鋭部隊はそのくらいで戦力としてカウントされうるということだ。
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やっと平らで少し広い「金子曲輪」に着き、一息。ここを通って柵門台まで行くルートはゲームマップでは通常ルート。なるほど幅はあるが、傾斜は急。一般部隊でも通れるが、時間はかかる。いくつもスペースがあってしかもスタック制限がきついのはそのせいだろう。確かに大部隊が待機できる場所もない。
またゲームでは射撃は鉄砲も弓も上からしかできないが、それも納得。この急傾斜ではとても上に向かって有効な射撃はできそうにない。重力に逆らって撃っても狙いどおりには当たらないだろう。
それに撃たれる方も、少し身を引けば敵から見えなくなるので、射撃を簡単にかわすことができる。やはりは下から撃つ側が不利だ。
柵門台、高丸(9合目と表示あり)と登り、やっと本丸下の神社。
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ここに1500時着。やはり40分かかったが、子供連れならもっとかかるだろう。その前の斜面を横切る道で視界が開け、良い眺め。
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本丸自体は狭くて木があって視界が悪い。少し下の松木曲輪が展望台。
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そこから詰城に向かうが、道がほとんどない。本丸の裏側にトイレを発見したが、手洗いがない。少し行くと井戸があり、水が使えた。こんな人の来ないところに生きた井戸があり、驚く。
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が、この道で正しいと思ったものの、ほぼ斜面に残る筋程度。左の斜面に落ちる危険と戦う。途中に大きな倒木もあり、この先の道が塞がっているのではと何度も疑う。
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やっと曲輪だったらしい平坦な所に出た。ここが詰城とその時は思ったが、後で調べると、途中の「無名の曲輪」だったらしい。
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ここで頭上の木々に大きなざわめき。よく見ると猿。それも二匹。野生の猿を直に見るとは。それだけ人が来るのが稀ということか。本丸には近いので、ぎりぎり人のおこぼれに預かっているのか。
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ここが詰城と思ったので引き返したが、まだ先があると分っていても行ったかどうか。これまでのような道を更に進むのは骨だし、ここから先は猿の領域というくらい猿が多いし。明らかに人の数より猿が多い。
引き返し、本丸までは早かった。
本丸の下の神社があったところがゲームでは中の丸、松木曲輪がゲームでは二の丸らしい。だとするとゲームで「曲輪」とだけあるのが私が行った猿のいたところ、「駒冷やし」はその先になる。詰めの城はそこから3スペース。険しい道がまだかなり続くことになる。磁石がないので正確な方位が分からない。迷うことを恐れて、戻ったのは正解だろう。せめて正確な道しるべがあれば。詰めの城の下には石積みが残っているとのこと。見たくはあったが、残念
どうも案内図で、曲輪などの表示があったりなかったり統一されていないようだ。
もとの道を戻って、途中危うく転ぶところを手をついて、降りた。気を付けていたのだが、やはり昨日までの雨で少しすべり気味だったようだ。

長くなったので、いったん切ります。
続きは次の記事で。
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