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「ピークス・オブ・ザ・コーカサス」ソロプレー(4-最終回) [新ゲーム]

このゲームだが、完全に包囲されているスターリングラードで、軍ユニットが補充を受けるのはやはりおかしい。エポックの「スターリングラード」では補充はないが、都市に1回だけ民兵が登場する。それ以外は普通に増援を入れるしかないので、包囲されると1個軍が完全に回復するのは不可能。やはり「コーカサス」は大雑把なゲームとはいえおかしい。2RPを必要とするのだが、それで完全に包囲されている都市に数個師団規模の補充が入れるというのはおかしい。全く駄目か、できても最初の1回とすべきだろう。
それで、ここから勝手にローカルルールで、「マップ東端にLOCが通せない所には、たとえ補給源でも回復はできない」とする。

上記ローカルルールを、「マップ東端にLOCが通せない所には、たとえ補給源でも回復はできない。ただしこの時に限り、味方ユニットは敵ZOCを打ち消す」とする。
5ターン目、11月になっていよいよソ連軍の反攻開始。さっそくウラヌス作戦のチットが出たので、スターリングラードの東で反撃し、ドイツ軍を除去して、前進。上記ルールでスターリングラードの中にいる部隊を回復可能にする。
しかし、2チット目に出たドイツ軍のスターリングラード・セクターの攻勢によってスターリングラードの隣にまで行ったユニットを除去されるとともに、スターリングラードも陥落。これで得点に大差がつき、ドイツ軍は少々の損害は気にしなくてよくなり、2回出たコーカサス方面で攻撃。クロズヌイとティフリスを奪取する。この方面はソ連軍の増援が来ないので、ソ連による奪還は困難。戦線を維持して時期を待つ。最期のチットはソ連のスターリングラード方面。突出した敵装甲KGを攻撃するが、なんと出してはいけないMD。敵は後退させたが、なけなしの機械化部隊を失った。
VPはドイツ19に対しソ連12。枢軸軍の損害が大きく、装甲軍団も2つも除去されている。それでもスターリングラードの占領が大きい。
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6ターン。
このゲームは、冬だからと言ってソ連軍に攻撃で有利なシフトが来るわけではない。スターリングラード方面では、むしろソ連軍が押され、スターリングラードから遠ざかるばかり。ドイツ軍はコーカサス方面では守りに入る。
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7ターン、最終ターン。
スターリングラード方面のソ連軍はドイツ軍の薄いところをうまくついて攻撃したが、もう1回動く前にドイツ軍に動かれて、反撃されて後退。最期の攻撃も補給を回復する程度で終わり。
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VPはドイツ21対ソ連15でドイツの6点勝ち。しかしこれでも2点だけ余裕の戦術的勝利。大きな差ではない。兵站緩和オプションを使ったが、これがなければどうか。
もう一度、兵站緩和なしにして、やってみなければならないか。
大雑把なゲームだが、1942年7月以降のドイツ攻勢と、それに対するソ連の反攻を扱うにはいいゲームかもしれない。


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