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ノー・リトリート [ノー・リトリート]

今話題の「ノー・リトリート」を入手したので、ソロでやってみました。

第1ターンのドイツ
ルーマニア国境も含めて4カ所攻撃。カード「右1シフト」を1枚使い、北から戦闘比6-1,6-1,5-1,2-1。中央はブリッツを使わなくても6-1になるので、1枚をルーマニアに使う。これで川と相殺して2-1になる。
結果はDS,DD,DS,DR。歩兵でも2ヘクス前進できるのは本当か。このゲームはスケール的に1ヘクスが大きいのだが。
北はリガ、中央はミンスクを装甲集団が取る。ルーマニア方面でも歩兵が2ヘクス前進できるので、オデッサに隣接して十分。
SA340089.jpg

1ターンのソ連
除去されたユニットは全部戻ってきたので、南部は前進防御してキエフを守ろうとする。北はスモレンスクの線まで引くので、南と北のギャップを埋めるため1ユニットプリピチャの東で川に張り付かせる。
移動のあとでドイツの第4装甲集団がカードの効果で前進したので、レニングラードの南のユニットが包囲されそうになる。鉄移動移動で間を埋める。予備が1つあってよかった。こんな使い方もできるのだ。
SA340090.jpg

2ターンのドイツ
南はキエフで戦闘比3-1がたったので、攻撃して押し切る。
中央、スモレンスク攻撃でカードを使いまくる。戦闘比4-1で相手が「ソ連のCRT」を仕えというカードを出してきた。いずれにしろサイの目が1で「EX」。これでは戦闘後前進ができず、用意していたカードを使ってもスモレンスクが取れないので、カード「振り直し」を使い、「DR」で取る。
ここで用意の「複数ヘクス戦闘後前進の場合+1ヘクス」というカードを使って、後退した敵の横をすり抜けて、1個装甲集団は一気にツーラまで。もう一つは北に旋回して敵を包囲。しかしおかげで南側面どころかスモレンスクもがら空き。これはひどすぎるか。戦闘後前進は2ヘクス目以降も敵ZOCを無視できるという解釈でいいはずだが、どうだろう。
SA340091.jpg

ソ連
増援が来る。手札も5枚になる。しかし、ツーラの奪回も、被包囲ユニットの救出も失敗。駒が少なすぎる。
SA340093.jpg

3ターン開始時
ドイツのVPを数えると都市7+降伏ユニット2=9でドイツの勝ち。早っ!
しかし駒の少ないソ連に、これ以上何ができたというのか。降伏2つくらいは普通だろうから、都市を6つも取られているのがいけないのか。まあ、ツーラは無かろう。しかし2ターンのドイツ軍ターンになった段階でも大丈夫なように、そんなとこにまで置くユニットはソ連の第1ターンにはない。ということはスモレンスクを突破されたところで、カードによる+とは言え、そこまで進まれるのが良くないのか。しかしもう1ユニットなんてどこにもない。
それより、2ターンのドイツの時にオデッサをカウンターブローにして、1-2で無理に攻撃させたのに「5」を出されて負けたのが余計だったか。1-2とは言え、ドイツ軍CRTには2/3の確率で「DR」があるので。
とりあえずオデッサとツーラを取られなければ、7VPでソ連の負けはなかった。
しかしギリギリ。これは、ソ連は3ターン頭の判定で負けないようにするだけでも大変か。勝利判定がターンの頭にあるというのもソ連にとってはひどい。

初めてやった印象では、「独ソ戦に魔法使いが現れた」という感じ。
今回のドイツがやったように、カードを使って相手の手番の時に1ユニット動くとか、戦闘後前進が1ヘクス増えてスモレンスクからツーラを取られるなんて、やられた方としてはまさに「魔女のばあさんの呪いか!」という感じでは?マップが小さいのでユニットのイレギュラーな移動が致命的になりかねず、全体に派手な動きになりやすそうだが、ヒストリカル的にはどうだ?ゲームとしては面白いが、展開の可能性があまりにひどい、と思う人もいるのでは?

*蛇足ですが、カードがただの紙なので使いにくいです。シャッフルする時に全く滑りません。滑りが良くないのでめくる時に2枚重なりやすいです。今日名刺サイズの「透明ポケット」を買ってきました。上が少し余りますが、これに入れるといい具合です。


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