「レイテ湾強襲」 [新ゲーム]
「レイテ湾強襲」を始める。
これは「ゲーム・ジャーナル」２４号のゲーム。レイテものながら、同１１号のゲームが海戦主体なので、陸軍も出るこちらからプレーする。ゲーム・システムは基本的に「ストーム・オーバー・アルンヘム」システムなのだが、カードによって、移動しても使用済みにならなかったり、使用済みになっているところを表にできたりできるので、油断がならない。
１ターン
日本－最初の手番で「海上輸送」を使い、マニラから３個陸軍をレイテ島へ輸送。これは１ターンの特別ルールにより使用済みにならない。
米－上陸目標のレイテ島が増強されたので、サマール沖の機動部隊のうち６ユニットで空襲。４つを裏返す。
日本－「補給」カードでレイテ島の裏になったのを表にする。
米－レイテ湾の護衛空母で再度レイテ島を空襲。効果無し。
日本－日本本土から機動部隊を出撃させる。これは合計で7戦力の航空戦力がある。＊本当か？瑞鶴／瑞鳳で４、伊勢／日向で１というのは評価しすぎでは？全部合わせても３程度がいいところだろう。米軍側はエセックス級２隻で４なのだから。
米－「潜水艦」を使い、上記の日本艦隊を攻撃。４ユニット除去。空母を二つとも沈めたのは大きい。航空攻撃の脅威が無くなった。＊日本軍はＤＤを３と１に分け、こちらは１にしていたのが裏目に出た。
日－本土の航空機二つを台湾へ。次にマニラに移動させ、航空攻撃力の増強を計る。
米－我慢できずにレイテ島へ上陸を始める（＊艦砲射撃がないのが痛い。あればそれで痛めつけてからにするのに）。このターンは特別ルールでレイテ湾では1グループが２ユニットに制限されるので、「迂回挟撃」で行動グループを二つにし、そのうち一つを「海上輸送」で３ユニットにし、その方のグループに「キル・ジャップ」を使う。これで上陸即攻撃しようとしたら、日本側が「待ち伏せ」を使ってきて先に攻撃。３損害食らったので、1ユニット消して残り二つで攻撃。しかし効果無し。残りのグループも上陸したが、レイテ島上は４個対６個でしかもこちらだけ裏。持つだろうか。
日－最後のカードを使ってレイテ島で攻撃。敵に２損害。退却できないのでまた1ユニット除去。＊これで米軍は陸上で２ユニット除去。計－１点。
米－再度「海上輸送」で３ユニットレイテ島に上陸。これでコマ数は同数になった。
日－カードが無くなったので、マニラからサマール沖へ航空攻撃。効果無し。＊レイテ島へ攻撃した方が良かったかも。米側に「対空射撃」があればこちらのユニットが除去されるので。
米－「コマンド」でレイテ島に３ユニット上陸させる。特に制限はないので、１×３が同じところへ行動しても良いはず。
日－できる事がないのでパス。
米－残っている空母でレイテ島を空襲。損害は１。日本軍は１つ退却させないといけないが、できないので1ユニット除去。＊陸上の場合、この解釈で良いのだろうか。
日－パス
米－パス
このターンの行動はこれで終了。レイテ島上が係争中なのは史実通りだが、小沢艦隊だけが叩かれたのは異なる。しかも潜水艦によるとは。栗田艦隊はいつ出撃するのか。カードによりけりか。
－写真はここまでの状況
１ターンやってみての感想だが、
１．艦艇が「沈められた」で失点するのは米側だけで、日本軍は関係ないというルールは凄い。これで史実に反し、日本艦隊はレイテ湾に突入できる。損害を気にしないていいから。私はレイテ海戦のゲームの場合、こうでなくてはいけないと思った。普通の海戦ゲームのように双方とも相手艦艇の損失で得点できたら、そもそもこの海戦は成り立たない。日本側は戦えばかなりの艦艇を喪失するのは目に見えているのだから。
２．日本軍がマニラから３つしかレイテ島に移動させなかったのは、マニラが手薄になるのを怖れたからだが、台湾に９個も陸軍がいるので、それで補充すれば良かった。米軍はすぐにはマニラには来られないのだから。結局ターン終了時にはレイテ島は５対９でコマ数で不利になった。元々戦闘力で劣るのでこれは苦しい。
３．米軍は南側マップの島を全て取ると１２VPで勝ちだが、今回は陸軍を二つ失ったので結局ルソン島の方まで行かないと勝てない。＊なお、ＧＪ本誌のリプレイ・コミックではどっちが勝ったか明記されていないが、南に加えてルソン島のどこかを取れたのなら米軍の勝ちなのだろう。レイテ湾で損失した点がどの程度か不明だが。
４．日本軍は史実で目指したように、レイテ湾の敵陸軍ユニットを海上で除去できれば米軍に大きな失点をを強いられるが、よほどカードに恵まれないと難しいようだ。ブルネイから４エリアの移動が必要なので、少なくとも２回の移動が必要。しかも現状ではサマール沖かスリガオ海峡を通らないと行けない。敵のいるエリアに入るには２移動力かかるので、1回ではそこでまでもいけない。いったんスル海で止まり、スリガオ海峡を一気に突破するという手もあるのだろうか。しかし、スリガオ－レイテ湾と行くには４移動力かかるので一気には行けない。やはり何かカードがないとだめか。
いずれにしろ今回はすでにレイテ湾の米陸軍は三つしかないので、時期を逃した感がある。次の敵の上陸の際に殴り込むべきか。
逆に米軍は、味方の陸軍が海上にいる時に敵艦隊に殴り込まれないように気をつけないといけない。海軍のコマ数はそれほど圧倒的ではないので、簡単には終わりそうにない。
これは「ゲーム・ジャーナル」２４号のゲーム。レイテものながら、同１１号のゲームが海戦主体なので、陸軍も出るこちらからプレーする。ゲーム・システムは基本的に「ストーム・オーバー・アルンヘム」システムなのだが、カードによって、移動しても使用済みにならなかったり、使用済みになっているところを表にできたりできるので、油断がならない。
１ターン
日本－最初の手番で「海上輸送」を使い、マニラから３個陸軍をレイテ島へ輸送。これは１ターンの特別ルールにより使用済みにならない。
米－上陸目標のレイテ島が増強されたので、サマール沖の機動部隊のうち６ユニットで空襲。４つを裏返す。
日本－「補給」カードでレイテ島の裏になったのを表にする。
米－レイテ湾の護衛空母で再度レイテ島を空襲。効果無し。
日本－日本本土から機動部隊を出撃させる。これは合計で7戦力の航空戦力がある。＊本当か？瑞鶴／瑞鳳で４、伊勢／日向で１というのは評価しすぎでは？全部合わせても３程度がいいところだろう。米軍側はエセックス級２隻で４なのだから。
米－「潜水艦」を使い、上記の日本艦隊を攻撃。４ユニット除去。空母を二つとも沈めたのは大きい。航空攻撃の脅威が無くなった。＊日本軍はＤＤを３と１に分け、こちらは１にしていたのが裏目に出た。
日－本土の航空機二つを台湾へ。次にマニラに移動させ、航空攻撃力の増強を計る。
米－我慢できずにレイテ島へ上陸を始める（＊艦砲射撃がないのが痛い。あればそれで痛めつけてからにするのに）。このターンは特別ルールでレイテ湾では1グループが２ユニットに制限されるので、「迂回挟撃」で行動グループを二つにし、そのうち一つを「海上輸送」で３ユニットにし、その方のグループに「キル・ジャップ」を使う。これで上陸即攻撃しようとしたら、日本側が「待ち伏せ」を使ってきて先に攻撃。３損害食らったので、1ユニット消して残り二つで攻撃。しかし効果無し。残りのグループも上陸したが、レイテ島上は４個対６個でしかもこちらだけ裏。持つだろうか。
日－最後のカードを使ってレイテ島で攻撃。敵に２損害。退却できないのでまた1ユニット除去。＊これで米軍は陸上で２ユニット除去。計－１点。
米－再度「海上輸送」で３ユニットレイテ島に上陸。これでコマ数は同数になった。
日－カードが無くなったので、マニラからサマール沖へ航空攻撃。効果無し。＊レイテ島へ攻撃した方が良かったかも。米側に「対空射撃」があればこちらのユニットが除去されるので。
米－「コマンド」でレイテ島に３ユニット上陸させる。特に制限はないので、１×３が同じところへ行動しても良いはず。
日－できる事がないのでパス。
米－残っている空母でレイテ島を空襲。損害は１。日本軍は１つ退却させないといけないが、できないので1ユニット除去。＊陸上の場合、この解釈で良いのだろうか。
日－パス
米－パス
このターンの行動はこれで終了。レイテ島上が係争中なのは史実通りだが、小沢艦隊だけが叩かれたのは異なる。しかも潜水艦によるとは。栗田艦隊はいつ出撃するのか。カードによりけりか。
－写真はここまでの状況
１ターンやってみての感想だが、
１．艦艇が「沈められた」で失点するのは米側だけで、日本軍は関係ないというルールは凄い。これで史実に反し、日本艦隊はレイテ湾に突入できる。損害を気にしないていいから。私はレイテ海戦のゲームの場合、こうでなくてはいけないと思った。普通の海戦ゲームのように双方とも相手艦艇の損失で得点できたら、そもそもこの海戦は成り立たない。日本側は戦えばかなりの艦艇を喪失するのは目に見えているのだから。
２．日本軍がマニラから３つしかレイテ島に移動させなかったのは、マニラが手薄になるのを怖れたからだが、台湾に９個も陸軍がいるので、それで補充すれば良かった。米軍はすぐにはマニラには来られないのだから。結局ターン終了時にはレイテ島は５対９でコマ数で不利になった。元々戦闘力で劣るのでこれは苦しい。
３．米軍は南側マップの島を全て取ると１２VPで勝ちだが、今回は陸軍を二つ失ったので結局ルソン島の方まで行かないと勝てない。＊なお、ＧＪ本誌のリプレイ・コミックではどっちが勝ったか明記されていないが、南に加えてルソン島のどこかを取れたのなら米軍の勝ちなのだろう。レイテ湾で損失した点がどの程度か不明だが。
４．日本軍は史実で目指したように、レイテ湾の敵陸軍ユニットを海上で除去できれば米軍に大きな失点をを強いられるが、よほどカードに恵まれないと難しいようだ。ブルネイから４エリアの移動が必要なので、少なくとも２回の移動が必要。しかも現状ではサマール沖かスリガオ海峡を通らないと行けない。敵のいるエリアに入るには２移動力かかるので、1回ではそこでまでもいけない。いったんスル海で止まり、スリガオ海峡を一気に突破するという手もあるのだろうか。しかし、スリガオ－レイテ湾と行くには４移動力かかるので一気には行けない。やはり何かカードがないとだめか。
いずれにしろ今回はすでにレイテ湾の米陸軍は三つしかないので、時期を逃した感がある。次の敵の上陸の際に殴り込むべきか。
逆に米軍は、味方の陸軍が海上にいる時に敵艦隊に殴り込まれないように気をつけないといけない。海軍のコマ数はそれほど圧倒的ではないので、簡単には終わりそうにない。
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