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FLAG [テレビ番組]

さて本日はアニメの話です。
MX-TVで正月から「FLAG」というのをやっています。これを知ったのすでに4話まで終わったあとでした。
私は4半期ごとにアニメ誌を買って新作をチェックしているのですが、これが昨年の12月号に新作として載らなかったのは、すでにAT-Xで放送されていたからなようです。ほとんど話題になっていなかったようで、私は全く知りませんでした。
それで第5話からやっと見られたのですが、戦闘シーンのクォリティが半端じゃないです。原作が「ボトムズ」の高橋氏とのこと。流石というところでしょうか。
ちなみにこの作品は劇場版?と言えるものが先日NHK衛星で放送されましたね。1時間45分なので、ダイジェスト的なものでしょうが、戦闘シーンは省いていないでしょう。

話の舞台は中央アジアのどこか。というより、チベットの某有名寺院としか見えない建物が出てきますので、あの辺りを念頭に置いているようです。
内戦が続いている国に飛び込んだ女性カメラマンが主人公で、政府反政府両軍の和解の鍵を握る「FLAG」というものを探すという話です。
最初の4話を見ていなかったので、この時点で話の本筋は分からなかったのですが、先頃DVDを購入して1話から見ました。結果、状況は上に話した事がほんどで、二足歩行戦闘機械「HAVWC」の紹介と、主人公が国連軍の特殊部隊の専属報道員になるまでのくだりが述べられているだけでした。

ということで最初にテレビ放送で見た回は、「HAVWC」2機が、奪われた「FLAG」があるという反政府軍の拠点を攻撃するシーン。これが実に良くできていました。この回は突入する1機を支援する方の1機が、敵の拠点の火点3カ所を潰すまででしたが、射弾が目標に飛んでいく様など、私が富士の演習場で何度か見た自衛隊の実弾射撃演習と実によく似ていました。それと射撃する前に無人偵察機で敵火点の正確な位置確認をして射撃の精度を上げているという芸の細かさ。射撃の正確さをHAVIC搭乗員の「腕」のせいにしていないんです。
で、シーンそのものはどちらかといえば地味なんですが、それだけに射弾が命中するかしないかでリアルな緊張のシーンが生まれていました。

そして昨日の最新回は、地元武装民兵に占拠された国連部隊本部になっているホテルへの奇襲救出作戦の回でしたが、やはり良かった。なかなかハラハラドキドキさせてくれる回でした。はじめて敵方の二足歩行兵器と本格的な戦闘になった回でもありました。
しかしれそれで分かったのは、結局このアニメの「二足歩行兵器」は名前通り「武器運び」だけで、手足があってもガンダム的戦闘はしないのです。それはそれでリアルですが、そうなるとそもそも手足は要らないのではないか、という話にならないかと思います。
それと今回ので際だったのが、敵の歩兵を殺しても全てモニター越しの可視光ではない映像で、まさにゲーム感覚。これはずっとそうでした。人を車載機関砲で掃射すれば阿鼻叫喚の地獄になるはずですが、そんな絵は一切無し。戦闘後の「残骸」のシーンもなし。これでは結局リアルではないのでは?中途半端な感があります。しかし、あまりそこら辺をリアルにすると規制がかかって全年齢対象にならないから仕方ないのでしょうか。せっかく良く作ってあるのに、惜しい気がします。



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