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CMJ#97「コルスンの戦い」その3 [コルスンの戦い]

ここまでで本誌のリプレイと比較しようと思って見てみたら、そこではドイツ軍は最初からコルスンを放棄していて、少し南でいったん包囲されている。これは選択ルールを使っていないから。確かにこれなら南部から来る救出部隊に容易に連絡がつけられる。補給ルールがなければ、最終的に包囲されていなければよいのだから。
対して補給ルールを採用した私のプレーでは、補給切れ消耗を防ぐため、包囲される部隊はコルスン周辺に集まり、史実に近い展開になる。やはりこの方がよいようだ。

○10ターン
天候は雪。このターンも激しくなりそう。
ソ連軍
とにかく、コルスン・ポケットの締め上げと、南西から来るドイツ軍の大救出部隊の妨害。移動力で劣るので、南では攻めるしかないだろう。問題はソ連軍の体力が保つかどうか。増援はもう無いに等しい。
で、やってみたが、南西部での反撃はさんざん。敵を大して押し込めず、与えた損害も差し引きソ連が1増えた。次のドイツ軍の攻撃が恐い。そもそもこの方面は戦力負けてしているのだ。
-ソ連軍の攻撃が終わった南西部の状況。ドイツ軍救出部隊に仕掛けたソ連軍だが、逆にはじき返されたスタックが敵部隊の北側に見える。これが次に大変なことに・・・
SN3G0479.jpg

南東部では意外に戦果を上げた。北上していた敵の重戦車を含むスタックを包囲するとともに、その南東では敵を大きく押し込んだ。歩兵師団による人海戦術が効いた。ドイツ側は防御射撃が振るわず、いいようにやられた。ここの戦果により、双方の損害ポイントが同数になった。
-南東部の状況。北へ延びる街道の東でドイツ軍の重戦車を含むスタックが包囲されている。-
SN3G0480.jpg

ポケットでは、コルスンの北西側から部隊を集中して攻撃。2線目まで手が届いたが、ドイツ軍は損害を受けてとどまる。しかし今までの川の南側に加えて、北側からもコルスンに迫り、こちらからは後3ヘクス。南側からの攻撃が振るわず、前進できなかったのだが、もう後一息という感じにはなった。
-ポケットの状況。写真の中央付近、湖の北でドイツの4-5歩兵がいるところがコルスン-
SN3G0481.jpg

ターンの途中だが、損害ポイントはソ連132-ドイツ134で、ソ連が逆転してリード。

ドイツ軍
コルスン周辺はじり貧。弱いところを狙って攻撃されると持たない。こうなったら自力で南へ脱出したいところだが、とてもそんな力はない。
今回もとにかく南西からの救出部隊がどこまで行けるかやってみる。
北に立ちふさがる敵を攻撃したところ、結果がよくていくつかスタックが3ヘクス吹っ飛んでいったので、気が付けばコルスンへの道が空いていた。快速部隊が接近して、内と外から敵包囲部隊を攻撃。穴を開けることはできなかったが、それなりの戦果を得て、南側からのコルスンへの脅威は緩和できようだ。
-南西部の様子。ソ連軍戦線を食い破り、救出部隊の先鋒がソ連軍のコルスン包囲部隊に到達-
DSCF0012.jpg
*なお、この写真から初めて買ったデジカメで撮ってます。今までは携帯電話のカメラでした。画像が大きくなりキレイになりました。さすがに500キロバイトあると違いますね。

コルスン・ポケット内では戦線の整備。狭いながらも2線を引いてコルスンまで敵が到達する時間稼ぎをする。南で敵の包囲が解ければ、その方向へ後退すればよい。
-ポケットの状況。南側の敵を救出部隊と攻撃し、1ヘクス下げるとともに3スタックを包囲-
DSCF0014.jpg

南東からのドイツ軍は、先鋒が包囲されていたので、それを助ける攻撃だけ。東の歩兵同士の戦線はかなり後退してしまった。
-南東部の様子。ドイツ軍の戦線はとにかく薄い。西の味方に合流する方がいいかも-
DSCF0013.jpg

損害ポイントはソ連143-ドイツ141で結局差は変わらず。
ソ連軍は大包囲の脅威は免れたが、依然気をつけないといけない。ソ連軍にはコルスンのような街がないので、包囲されればあっという間に消耗する危険もある。そうなってはおしまいで、勝ちが無くなるどころか負けが見えてくる。
この日はここまでで1ターン進んだだけだが、なかなか激戦になって面白かった。
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